FileCopy ファイルコピー

FileCopyステートメントは指定されたファイルを別のフォルダへコピーします。
Delphiでは CopyFile APIを使用します。

以下のサンプルはファイルダイアログで選択されたファイルをウィンドウズのテンポラリフォルダへコピーします。

■ CopyFile の使用例
procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
var
  CopyFrom  : string;
  CopyTo    : string;
  TempPath  : array [0..MAX_PATH] of  char;
begin
  if  OpenDialog1.Execute then  begin
    //コピー元ファイル名
    CopyFrom  :=  OpenDialog1.FileName;
    //テンポラリフォルダのパス取得
    GetTempPath(SizeOf(TempPath), TempPath);
    //コピー先ファイル名
    CopyTo    :=  TempPath  + ExtractFileName(CopyFrom); 
    //コピー処理
    CopyFile(PChar(CopyFrom),
             PChar(CopyTo),
             True);
  end;
end;

最初の引数にコピー元のファイル名を指定します。
次の引数にコピー先のファイル名を指定します。
最後にすでにファイルがある場合の処理。
Trueなら上書きせず、Falseなら置き換えます。

ファイルのコピーをエクスプローラ風 (コピーの状況を示すゲージの表示とアニメーション) にしたい場合は SHFileOperation API を使用します。